英語がペラペラ 

とか、六か国語ペラペラとか、そんなタイトルの本を70年代から80年代にかけてよく見かけた。

そんなタイトルの本を、僕も手元に何冊か持っていて、今、それらを引っ張り出して読んでいる。

 

率直なところ、「そのレベルでペラペラと呼べるのか?」

挨拶ができて、料理の注文ができて、それで「ペラペラ」なのか?

 

だまされたね。

それはないだろう。

 

言葉って、学べば学ぶほど闇が深くて、困る。

「まぁ、こんなものだろう」では済まない、日常会話に於いてさえ。

 

あと、だまされたといえば、「英語のシャワーを浴びれば、上達する」という趣旨のもの。

だめだよ、シャワーだけでは。

 

温めのお湯にしっかりと浸かるように、じっくりとやらなきゃだめなんじゃないかな。

当該言語の体系を、どこかの段階しっかりと学ばないと。

(差異が大きな言語間では、特に)

 

イマージョンは、例えば英語とフランス語とか、近く感じる言語なら効果があるかもしれないけれど。

日本語と英語では…。