積読

変換ができたことに、まずはびっくり。

速読、多読、乱読、読み方にもいろいろとあるけれど。

 

今の今まで手放せなかった本の一冊。

奥付を見ると2003年初版とあるから、20年近く身近にあることになる。

 

「やさしいビジネス英語 実用フレーズ辞典」(NHK出版)。

いつか読むぞと思いながら、長い年月が…。

 

初老の入り口に立って、「そんなに急くこともないか」と最近よく思う。

それでいいのか!と言われてしまうかもしれないけれど。

 

あれこれに突き動かされることが少なくなると、気持ちに余裕が生まれてくる。

辞書と名の付くものですら、読んでみようかと思うようになる。

 

「やさしいビジネス英語」も、やっと積読の呪縛から解放された。

めくるページの先にある世界に、期待満々。

 

毎日10分読書でこなせる量など知れている。

でも、楽しい。

 

「へぇ、そんな訳し方あるんだな」

「その例文、面白すぎ」

 

それが楽しいのか?と訊かれたら困ってしまうが。

まぁ、でも、初老になってわかることもいろいろあるから。

 

い編三度絶つぐらいに読んでもいい本に出合えるなんて、それは幸せ。

ただ、コーヒーの染みをつけてしまったことが、少し残念。

 

…このブログを書いているさなか、頭の中でなぜかこの歌がリフレイン…

「トノサマガエル、アマガエル

かえるにいろいろあるけれど

この世に一匹

平面がえるのぴょん吉様は

けろっ、けろっ、けろっとは鳴かないで

根性、根性、ど根性

泣いて笑ってけんかして

『憎いぞぉ、この、ど根性ガエル!』

どっこい生きてる、シャツの中」